将棋の対局数をやみくもに重ねてもなかなか棋力は上がりません。

ここでは棋力アップにオススメの本を紹介します。 棋書というと高いイメージがありますが、安くてそれでいてためになる本があります。 特に初段を目指すくらいの棋力の人にはピッタリな内容です。それは、将棋世界の付録です。なんと、電子書籍版なら100円から購入できます。

将棋世界の付録は、ひとつの本が50問で構成されており、ページをめくると答えと解説が書いてあります。 販売されている将棋世界の付録は何冊かあり、中には初級者には難しい「対矢倉 左美濃新型急戦」などもありますが、以下に紹介する本はひねったような答えはほとんどなく、初級者でもなるほどと思えるような問題ばかりです。

初段 常識の手筋

将棋世界の付録の中で特にオススメなのがこの「初段 常識の手筋」です。1と2の2冊あり、どちらを買っても後悔することはないと思いますが、どちらか1冊となると1の方がオススメです。歩の手筋から受けの手筋まで幅広く取り扱っています。

手筋とは、駒の特性を生かしたさまざまなテクニックの総称です。大駒から小駒まで、各駒の長所と短所をよく理解し、効率よく使うことで大きな働きをしてくれます。

本書は、初段を目指す方が常識として知っておくべき基本的な手筋をたくさん集めました。

はしがきより

歩の攻め手筋 50

初級者にありがちなのが、特に中盤、指す手が分からないということです。そんなときに歩の手筋を知っていれば局面を有利にすることができるかもしれません。「歩の攻め手筋 50」では、叩き、垂れ歩、継ぎ歩など、多彩な歩の手筋を学ぶことができます。

本付録では、歩を使った基本の攻め手筋を集めてみました。

これらを解くことで、
「働きの弱い歩も、うまく使えば、こんなに効果があるんだ!」
と実感してもらえたら、作者として嬉しい限りです。

はしがきより

初段 1手3手必至

必至とは、受けのない詰めろのことです。詰将棋は王手の連続で詰ませますが、必死問題では必ずしも王手しなくても良いので手が広く、より実戦的と言えるでしょう。プロは序盤、アマは終盤と言われるように、アマチュアの将棋では終盤力が大きく勝敗を分けます。終盤力を鍛えれば勝率アップ間違いなしです。

この付録では、1手必至と3手必至のやさしめの50題(表紙含む)を用意しました。1手必至では、玉の急所に利かす詰めろの1手だけなので比較的考えやすいでしょう。ところが3手必至になると、初手が王手でも詰めろでもよいので選択肢が増えますし、2手目の玉方の対応も考えなければなりません。

必至は1問につき詰将棋を何題か解くくらいの読みの力が必要です。とにかく題数をこなして感覚を身につけてください。

はしがきより

電子書籍を読むには

ここで紹介した電子書籍を読むには楽天Koboの利用が必要です。

楽天Koboで購入した電子書籍はスマートフォン、パソコン、電子書籍リーダーと多様な端末から閲覧できます。私は防水タブレットをお風呂に持ち込んで繰り返し読んでいます。

ぜひみなさんも、これらの本を棋力向上に役立ててください。